薬膳(やくぜん)とは
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中医学理論に基づいて食材、中薬と組合せた料理であり、栄養、効果、色、香り、味、形などすべてが揃った食生活に関する学問(中医営養薬膳学)。
生薬の原料や材料として用いられる海松子、金針菜、枸杞、紅花、山査子、銀、大棗、蜂花粉、百合、竜眼肉等を用いた料理のみならず自然界にあるものすべてを食物と考え、日本語の造語である医食同源のもとに個々人ごとに異なる体質や臓器に適した食物をどのように摂ることが効果的かを予防医学の見地に立つ中国医学による帰経(きけい)効果がある料理。
とあります。
食生活の変化
今や私たち日本人は、十分すぎるほどの豊かな食物環境を得ていますが、過去に遡れば、食糧事情が悪く、過度の栄養不足から病気になる時代もありました。
現代は食物環境が豊かになる一方で、食の欧米化が進み、高カロリー・高脂肪・高糖分の食事に慣れ、同時に、外食やインスタント食品、ファーストフードを摂る機会が増えました。
また、昔に比べて生活は便利になり、運動量も格段に減ったにもかかわらず、好きなものを好きなだけ食べるという飽食スタイルを続けた結果、栄養の偏りが指摘されるようになりました。
近年、生活習慣病の原因となる「メタボリック(代謝異常)症候群」が増え、いまや国民病とまで言われるようになりました。
生活習慣病を予防するには、食生活
食養生と薬膳
命を支えているのは薬ではなく“食べ物”です。
『 正しい食生活」を意識して改善すること = 食養生を心掛ける。
その結果、体質が改善されて健康を維持増進することが可能となるのです。
つまり食養生の目的は、食事によって体質、体格、生理機能をもっとも理想に近い状態にもっていくことにあります。
薬膳(やくぜん)の定義
薬膳とは、「中医学(中国の伝統医学)の理論に基づき、食材や生薬(薬として用いるために、そのまま、もしくは乾燥させる、煎じるなど簡単な加工をした天然の植物・鉱物・動物など)を組み合わせて作る料理、または食事」のことです。
身体のバランスを整えるために体質や症状、体調、季節などに合わせてとるオーダーメイドの食事のことと考えると理解しやすいでしょう。
ただし、薬膳料理は医薬ではなく、あくまでも食事ですので即効性はありません。
体質改善は根気が必要です。6カ月は続けないとその効果は表れてきません。
抵抗力を強めて病気に掛かりにくい健康な体をつくり(食養)、本来人間が持っている自然治癒力を高めて病気を治す(食療)。
---薬膳は自然療法の考えなのです。(ご自身の健康問題に関しては、専門の医療機関にご相談ください。)


